施工について

鉄鋼の防錆防食

鉄鋼の表面腐食防止対策(防錆防食)として、(1)遮蔽防錆、(2)電気防食の2通りが上げら れます。
(1)遮蔽防錆 塗装系、ニッケル、及びクロ-ムメッキ、FRPライニング等
金属メッキ以外は、紫外線劣化による皮膜の浸透水性が大きくなり、 防錆年月が、最大12〓15年に限定される。
(2)電気防食 熔融亜鉛メッキ、亜鉛溶射、ガルバリウム組成溶射等
カソ-ド電極取付(水中、及び土中に限定) 付着質量(厚み)により長年月の防食が設計できる。 防食設計年月 30〓100年以上

※電気防食は、鉄鋼表面電位を-770mmV以下に下げ、腐食環境においても
鉄イオンの放出を阻止し、陰極皮膜(亜鉛メッキ層)-1200mmVを犠牲皮膜 と
し、亜鉛質量が有る限り、鉄鋼表面電位を-900mmV以下の防錆電位に保持。


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