現在使用されている重防食手段(鉄鋼構造物)

工法の名称 応用範囲、及び☆問題点/特色 コスト指数 防食実績/推
(1)熔融亜鉛メッキ 橋梁、道路灯、建築外部階段
ガ-ドレ-ル、防護柵、建築構造物等
☆塩害、酸性雨に脆弱
溶接、添接板、及びボルト部未処理
加工時の熱歪み、再補修が困難
50 540g/M2目付量
75μm(換算厚み)
10年〓12年
(一般25年平均)
(2) 亜鉛溶射
(フレ-ム式)
橋梁、タンク、外部使用筺体、信号機 水門
ブラスト品質管理が困難
溶射技能士の資格者が少ない
100 100μm+塗装2回
20年〓25年
(一般50年平均)
再塗装25年(塗装のみ)
(3)ガルバリウム溶射
(高速インバータアーク式)
AL55% Zn45%容積比
橋梁、道路灯、信号機、道路標示機器
建築構造支柱、外部階段、港湾荷役機器
水門、電力付属鉄鋼構造物、護岸鋼矢板
石油海上構造物、コンクリ-ト内部鉄筋
☆塩害、酸性雨に強靭(Ph4.0無溶出)
作業速度が早い、塗装密着が良い
65

100μm+塗装2回
40年〓50年
(一般100年)
再塗装25年(塗装のみ)

(4)無機ジンク
(ジンクリッチペイント)
橋梁、タンク、港湾荷役設備、
☆工場塗装、現場塗装困難
75 150μm+塗装4回
5年〓7年
(一般15年)
部分補修必要
(5)有機ジンク 重防食使用不可 30 2年〓3年
(6)亜鉛、及び亜鉛アルミ合金板
(電気防食)
海洋鉄鋼構造物
護岸鋼矢板、鋼管杭、
☆水中、及び土中に有効、大気圏は不可
70 10年〓15年