100年防食にチャレンジするガルバリウム組成溶射

100年防食にチャレンジする

ガルバリウム組成溶射(Al55%,Zn45%容積比複合皮膜)は､同等厚みの亜鉛メッキと対比して､7〓8倍の耐食性が確認されております｡上部塗膜に常乾燥型セラミック塗料50〓75μm塗布し､汎用塗料の3〓4倍の塗装寿命を保持させることができます｡

作業行程、及びメンテナンス工程

作業明細	主な仕様	防食､及び皮膜寿命	備考
※橋梁等､鉄鋼構造物 (1) 素地調整(ケレン)	ブラスト SA2.5〓SA3.0 Rz65μm以上/SM180μm以内		現場施工インドﾞ産ガーネットUS Mesh 20/40 35Kg/m2投射
(2) 溶射	ガルバリウム組成溶射 AL55%,Zn45%容積比複合皮膜 100〓140μm	60年以上	高速インバータドライブ溶射装置 PC250iDEX(40KHz)
(3)封孔処理 (ミストコート) いずれかを選定	A.変性エポキシ―(プライマ―）140g/m2		目付量は希釈前塗料
	B.ウレタン系樹脂塗料 140g/m2		溶射皮膜に含浸
	C.常乾燥型セラミック塗料 140g/m2 200%希釈し塗布		厚みとしては発生しない
(3)中、上塗	A.フッソ系樹脂塗料 120g/m2	25年	2回塗
	Bウレタン系樹脂塗料 140g/m2	20年	2回塗
	C.常乾燥型セラミック塗料 140g/m2	30年以上	2回塗7H以上(鉛筆硬度)
※メンテナンス 20〓25年経過時点上部再塗装
(1)素地調整	三種ケレン		紫外線劣化皮膜除去
(2)中､上塗	A.フッソ系樹脂塗料120g/m2	25年	2回塗
	B.ウレタン系樹脂塗料 140g/m2	20年	2回塗
	C.常乾燥型セラミック塗料140g/m2	30〓40年	高圧水洗浄初期光沢 2回塗

※常乾燥型セラミック塗料は､UVカット性能が高く寿命が最も長く､硬度7H(鉛筆硬度)以上あり､ブラシ洗浄に耐える

※再塗装時､溶射厚測定し､40μm以下の部位は､補正溶射にて厚みを復元させる｡

施工要領
(1)補正部位にブラスト(20Kg/m2投射量ガ-ネット)
(2)ガルバリウム組成溶射 (補正厚み)
(3)封孔処理(中､上塗塗装系に準拠する)

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