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常温アーク溶射技術
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溶射は、塗装と同様なスプレー工法の為、厚みの設計は自在です。
従って、30年〜100年以上の防食設計が可能です。

※50μm〜500μm範囲は、ブラスト粗面(Rz65μm/SM=Rz≦3倍)に60Kg/cm2以上の高密着力にて安定した皮膜が形成でき、作業中の熱影響は40℃以下です。


溶射の特徴

1.溶射皮膜は、スプレー直後に凝固するため、厚みが自在に形成できます。
2.使用材料の65%が有効皮膜となり、飛散粉塵は周辺に付着しません。
3.作業環境における、風速、湿度、温度とは無関係に作業が可能です。
4.溶射終了後、直ちに塗装が可能であり、工期の短縮が大幅に実現できます。
5.厚み管理は、肉盛り溶射で容易に修正可能です。


溶射装置

溶射装置は、亜鉛、アルミニウムの配合比率をアルミ55%容積比を目的とした、不等速(AL線の供給速度を早くする)アーク熔融が可能な装置です。
不等速供給式アーク溶射ガン、及び波形密度を自在に制御可能な、高速インバータドライブ 溶射電源(40KHz/250A/120A)2式を汎用溶射装置として製作しております。

本装置は、ガルバリウム組成溶射(AL55%,Zn45%容積比)が目的ですが、単体金属溶射も可能です。(Sn.Zn.Al.Cu.Ni.Fe.NiCr.各種合金)


主な用途

1.防錆防食 AL/Zn複合皮膜、AL高温、及び海中防食
2.電磁波シールド AL/Zn複合皮膜(電界) FeNi合金(磁界)
3.コンデンサー フイルムコンデンサー端面溶射(Zn.CuZn合金.Sn合金)
4.電縫鋼管補修溶射 Zn.Al/Zn(ガルバリウム鋼管補修)
5.F.R.P.表面溶射 成型品電波シールド、受水槽表面金属化
6.コンクリート防食 Al/Zn複合溶射+常乾燥型セラミック塗装(硫化水素対策)


(→装置説明 カタログから)


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